bO01 | 廊下の床が歩くとたわむ | |
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![]() 掃出しのサッシがある箇所は、木製の見切り縁を入れ、塗装をします。写真は張替え後の写真です。 |
Q (現況) |
廊下や玄関ホールなどの床を歩くと、.所々たわむ箇所があるが?。 |
A (対策) |
床は土台(または大引き)の上に根太をのせ、その上にフロアー(ベニヤ板を基材とし、表面に薄い単板を貼ったもの)と呼ばれる床材を張っている場合がほとんどです。 この様な場合、築20、30年もすると毎日のように歩く箇所では、基材のベニヤ板(薄い板を接着材で重ね合わせたもの)の層が離れ、歩くとたわむ様になることが多く見られます。 対策としては大きく分けて (1).古い床板を撤去して新しく床板を張る (2).今ある床板の上に新しい床板を張る の二つの方法とが考えられます。 それぞれ、長所・短所がありますが、(2)の場合は床下地(根太、大引き等)が腐っていないかを十分に確認する必要はあります。 また、廊下から部屋への出入口で床に段差がある場合、(2)の方法で工事すると、段差をなくしバリアフリー化することも出来ます。 |
bO02 | 和室の塗り壁が汚れている | |
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![]() 表面を落し、下地処理をしてクロスを貼る前の状態 |
Q (現況) |
和室の塗り壁(じゅらく、砂壁、綿壁などと呼ばれるもの)が、”汚れてきたない”、”部屋が暗く感じられる”、”壁から砂が落ちる”が、良い対処方法はないのか?。 |
A (対策) |
以前は、和室に限らず廊下などにも”塗り壁”が施工されていました。汚れの原因はカビですので、塗り壁の表面を落さない限り、きれいにはなりません。 対処方法としては、 (1)塗り壁の表面を落して、新しく表面のみ塗り直す。 (2)塗り壁の表面を落して、ビニールクロスを貼る。 などが考えられます。 床の間のある和室などは(1)の方が良いかもしれません。 しかし、その他の箇所は(2)の方が、明るい色調のクロスを選べば部屋全体も明るくすることが出来ますので、おすすめです。 |
bO03 | アルミサッシに隙間があり閉らない | |
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![]() |
Q (現況) |
アルミサッシを閉めても、枠と障子の間に隙間ができ、完全に閉らないが?。 |
A (対策) |
古いアルミサッシは、現在のアルミサッシに較べ気密性も悪く、さらに取付いている柱・敷居等の倒れにより、完全に閉らず隙間が出来る場合が多く見られます。 対処方法方法としては (1)既設サッシの戸車を交換し、建付けを調整する。 (2)サッシ自体を新しい物に取替える。 などが考えられます。 (1)の調整は状況にもよりますが、比較的程度の良い場合は直すことが出来ます。(PS:以前調整したお宅に伺い、1年半ぶりに調整部分を拝見しましたが、調整前のような状況に戻っていました。調整に使用する戸車が汎用品であること、当然風を受け動くことなでの理由で調整のみで完全に直すのは実際は難しいようです。) 現在はサッシにペア硝子とか樹脂枠とか、色々な機能性の高いサッシが出ていますので、費用のことを考えなければ(2)の取替えがおすすめです。 また(1)の調整をした上、内部に専用の”樹脂製サッシ”を取付けると窓が二重になり、断熱性や遮音性を向上させることが出来ます。道路際の窓で騒音が気になる箇所にはおすすめです。 |
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